障害者のリアルに迫る東大ゼミ
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    7/5に東京大学の学生が準備・運営している『障害者のリアルに迫る東大ゼミ』で講演をしました。
    毎週様々なゲストの講演があるゼミで、今回はきょうだいの立場から自分の経験をお話させていただくことになりました。
    今回は、映画上映なし・講演のみという形で、相手の方はほとんどの人が『ちづる』のことを知らない、しかも障害や福祉への意識が高い東大生たちで、一体何を話したらいいのだろう…と直前までオロオロしていました。でも落ち着いて考えたら、自分にはいつもお話していることしか話せることなんかないじゃん?と気づいて吹っ切れて、いつも通りの感じで講演することができました。
    東大生や他大学の学生の方が20名くらい来ていて、講演後のQ&Aでは色んな質問があり、真摯に話を聞いてもらえたことが伝わってきて、うれしく思いました。多くの方が、池谷先生とのやりとりで自分の中の差別の目に気づいたという話が印象に残ったようでした。

    ゼミの後、参加した学生さん何人かと学内のファミレスでお茶をしました。
    和やかに話している中で、ある方が「ホントに、シンショー・ガイジ問題(子どもたちの間で流行っている障害児・者を揶揄する言葉)ってなんとかならないんですかね〜」と明るく言いました。僕はその笑顔を見て、ほっぺた叩かれて目が覚めたような気持ちになりました。そういった揶揄する言葉や場の雰囲気に、自分も含めたくさんの人が傷ついていて、なんとかしたい!と燃えていたはずなのに、最近はなんとなーく落ち着いちゃっていたな〜と…。その場では何も返せないまま次の話題に移っちゃったけど、なんか良い意味で胸に残りました。この先も「なんとかならないのか?」と自分に問い続けていきたいです。

    ゼミの中には、障害を持っている当事者の立場であったり、家族の立場であったり、そうでなくても色んな事情を抱えて障害のことに関心を持っていたり、それぞれ何かを背負いながら参加していることを知りました。
    「自分の身の上話や障害について思うことを誰かと語り合える場はこのゼミしかない」と話してくれた方がいて、ゼミ生にとってここは学びの場であるのと同時に、仲間と出会える大切な居場所なのだな、と思いました。
    そして一人ひとりが自分の中のモヤモヤと一生懸命向き合おうとしている人たちなのだとわかって、親近感を感じました。
    今回も良いご縁をいただきました。
    ゼミの皆様、ご紹介いただいた野澤さん、ありがとうございました!

    このゼミは学生さんならどなたでも申込不要・無料で参加可能なんだそうです。ホームページやFacebookページもありますが、ゼミの日時・場所の最新情報はツイッターによく更新されているようです。ぜひチェックしてみてください。ちなみに夏期はすでに終了し、また秋期から始まるそうです。
    それではまた〜☆
    | 赤 正和 | - | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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