「きょうだいの気持ちを聴く」
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    11/21は僕の職場、保護者会、葛飾区教育委員会が共催で「きょうだいの気持ちを聴く」というイベントを行いました。約20名の方にご参加いただきました。
    「きょうだい」とは、障害や難病を持っている人の兄弟姉妹の総称です。
    障害を持つ当事者の方やその親御さんについてスポットが当たることが多いですが、実はきょうだいも複雑な思いを抱えている人もいます。ビミョーな立場だからこそ抱える悩みや、なかなか分かち合えない家族の独特なユーモア…。きょうだい同士で気軽に共有できる場を作りたい!そんな思いで今回のイベントを企画しました。
    前半にきょうだいの立場の方々に身の上話をしていただいて、後半はお客さんと一緒にフリートークをしました。

    前半の講演をお願いした3名のゲストの方とは「ちづる」を通じて出会いました。
    まず、「ちづる」上映委員会で宣伝・配給をしてくれた仲間の一人、マーシー。
    マーシーと初対面のとき交わした言葉が印象的で、映画の感想についてニコニコしながら「何も感じなかったです」と話してくれました。僕は同じきょうだいの立場である人に変な違和感なく日常の雰囲気を伝えられたことが嬉しくて「あぁよかった」と答えました。そんな出会いから始まり、劇場上映のときに一緒に登壇してきょうだいあるあるトークをしたりしてきました。毎回マーシーのトークが面白いのでついつい聴く側になってしまって「カントク、もっとしゃべって」と叱られます。^_^;
    もう1人は真優さん。
    「ちづる」の劇場公開の時期にEテレできょうだい特集番組があり、マーシーと一緒に出演された方です。ご自身でこどものきょうだい支援の活動をされています。
    最後に鵜澤さん。
    劇場舞台挨拶の後、声をかけてくださり、年も近いこともあってすぐに意気投合。学生時代に全国のきょうだいに会いに行く旅に出たり、きょうだい飲み会を開いてSNSで人を集めていろんな人と交流したりしている人です。

    よく講演で「人に家族のことを伝えられなくて映画を作った」というような話をすると、「きょうだいってみんな大変なんだね〜」とお客さんから言われて(きょうだいって言ってもみんなおれみたいじゃなくて人それぞれ違うんだけどなァ…)と少し申し訳ない気持ちがありました。
    今回お三方に個性溢れる我が家のエピソードをご披露いただいて、会場内があたたかい笑いと熱気に包まれました。お互いに似ているところも違うところも面白くて、やっぱりきょうだいって深くてイイなぁと思いました。
    ゲストの方のお話を聴いて会場の方たちの、もっと聴いてみたい、自分も話してみたいという気持ちが高まってきたところで後半のお客さんとのフリートークに突入すると、あっという間に話が進んでいって盛り上がりました。
    きょうだい同士だから真面目な話も深刻になり過ぎず、家族だから言える愛のあるブラックジョークも言い合えたり、親へのグチも笑いながら話せたり…(笑)
    きょうだいの思いを知りたい親御さんの立場の方などきょうだい以外の方もいらっしゃって、いろんな角度から話が広がっていきました。

    何か答を出すわけではなく、多様なテーマを思いつくまま力の抜けた感じで語り合えたことがとても嬉しかったです。
    「赤崎さん、講演のときよりもイキイキとした顔してるね」と言われました。
    すみません、主催者側でありながら、たぶん僕が一番楽しんでしまったかもしれません。^_^;
    またこんな時間を持てたらいいね、という声もいただきました。
    ひたすら楽しかったので思い残すことはありませんが、もしまたきょうだいイベントを企画することができたなら、たった2時間じゃ物足りなかったのでもう少しゆっくり話し合えるようにしたいと思いました。
    ということで、どのくらい先になるかわかりませんが、また実現させたいと思いますので今回行けなかった方は次回ぜひご参加ください。また告知します。

    ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!そしてマーシー、真優さん、鵜澤さん、素敵な時間をありがとうございました!!

    | 赤 正和 | - | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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