文京総合福祉センター祭り
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    今日は文京総合福祉センターのお祭の中のイベントの一つとして上映会&講演会がありました。
    文京総合福祉センターは僕の勤務先と同じ法人が運営している施設で、お世話になっている先輩・上司の方が今回「ちづる」の上映を企画してくださいました。

    朝の時間、しかも雨が降る中たくさんの方がお越しくださり嬉しく思いました。司会の方もお客さんもあたたかい雰囲気で話を聴いてくださいまして楽しくお話することができました。
    皆さん、ありがとうございました!

    今日はお祭り3日間あるうちの最終日だったのですが、毎日様々な会場でたくさんの催し物が企画されていて、ずっといても飽きないお祭りでした。
    例えば、親子で参加できる料理教室があったり、

    地域の方が作った作品の美術展があったり、

    カフェスペースでコンサートがあったり、

    移動動物園が来たり、

    あ、落語も聴きました。

    ここには書き切れないくらいイベント盛り沢山でした。

    先輩たちの頑張っている姿を見て元気をもらいました。
    こうしたワイワイガヤガヤ楽しい雰囲気の中に、子どもがいて、おじいちゃんおばあちゃんがいて、海外にルーツを持つ人がいて、障害を持っているひとがいて…。色んな人が混ざり合っていて、障害がどーのこーの関係なく思える時間が好きです。
    ただ同じ空間に居合わせている、それだけかもしれないけれど、そういう時間を少しずつ積み重ねていくことで、様々な価値観に触れて色んな人が共に生きている実感を持てる社会に近づいていけるのではないかと思います。


    たくさんのプログラムの中に南雲明彦さんのご講演があり参加させていただきました。
    南雲さんはディスクレシアという文字を認識しづらい学習障害を持っている方で、全国の学校等で当事者の立場からのご講演や不登校・引きこもりの子どもたちへの支援を行っている方です。
    南雲さんは大人になるまで診断されず、文字を読みづらい・書きづらい自分の感覚を周囲の人になかなか理解してもらえなかったそうです。
    学校や職場で孤立感を味わい、不登校や精神科通院を経験されました。診断名を受けた後対処方がわかったものの、障害という言葉を出すだけでそれまで仲の良かった友達と距離ができてしまったり…。
    簡単に「わかる」だなんて言いたくありませんが、少しだけ似たような経験あるな〜と共感することが多々ありました。
    「あたたかい目で見てもらう必要はない。障害の理解が逆に心の不自由になるときもある。『○○できないんだよね〜やってあげよっか?』と否定的な決めつけから関わられると複雑。フツーに接してほしい。」
    このお言葉に共感すると同時に、日々の職場での自分の言動を振り返ると少し耳が痛かったり…。

    「障害」という概念が必要以上に自分の能力を否定的に捉えてしまうことがあること。
    「障害」というものをきっかけに「支援者/支援される側」という不自然で違和感のある人間関係が生まれてしまうこと。
    同じ障害当事者と言えども困っていることや抱えている事情は全然違うのに一括りにされてしまうこと。
    ん〜あるある。

    ご講演の後半、
    「一緒に歩んでいく道のりが楽しい」
    というようなお言葉があり(うろ覚えでしてもし違ったら申し訳ないです^_^;)、
    ハッとさせられました。

    僕はなぜ福祉の仕事を続けているのか、未だにうまく言葉にできずにモヤモヤしているのですが、「一緒に歩んでいく道のりが楽しい」からっていうのはあるかもしれないと思いました。
    別に障害そのものに興味があるわけでもないし、人のお世話するのが向いてるとも思わない。
    たぶん一生かかってもわかり合えない自分と異なる価値観や感覚を持った人たちと、どうやったらお互いに面白がりながら生きていけるか、そういうテーマを考えながら日々過ごすことが好きなのかなと思います。
    たぶん山あり谷ありですけど、その道中には自分が想像もしなかった世界や素敵な人との出会いがあって、そこにワクワクしているからこの道を歩いているのかな、と。
    良い気づきがいっぱいありました。
    勇気がなくて講演後話しかけられませんでしたが、南雲さん本当にありがとうございました!

    楽しい一日でした♪文京総合福祉センターの皆さま、ありがとうございました〜!

    次回の上映会&講演会は11/18横浜で研修として行われます。
    それではまた〜☆
    | 赤 正和 | - | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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